
成恩寺について
成恩寺の歴史
当山は関白一条実経公が弘安二年(一二七八)山崎邑に創建し、臨済宗東福寺開山聖一国師の弟子奇山円然禅師を招して開山とし、宝興山成恩寺と名づけました。 その後梅田に移転しましたが、大阪駅の拡張により、現在の林寺の地に移転、東福寺大阪別院と改称し、広く社会に開放して、商都大阪における精神的拠点となって活動しております。 また、昭和六十一年六月大本山より元の寺号である宝興山成恩寺となりました。東福寺派の準別格として高い寺格をもっております。 境内には福徳弁財天像・生野天神・釈迦涅槃石像・延命地蔵尊・相撲力士碑があり、大阪場所ごとに北の湖部屋の宿舎となっております。


福徳辯財天
寺宝の福徳辯財天は、美人の誉高く知恵を与え学問芸術、音楽の才能を増益し財宝延寿、福徳をもたらすと言われています。



釈迦涅槃石像
病封じの寝釈迦をさすることによって、諸病が平癒すると信仰されています。


生野天神
この天神様は、その昔、菅原道真公が都落ちの際、道真公の身代わりとなって、難を逃れたという逸話から、身代わり天神と伝えられています。



相撲力士碑
三保ヶ関初代・二代・三代、北の湖、小野川歴代、二代時津風の力士碑をお祀りしております。北の湖親方が現役時代よりお参りに来られていたご縁で、部屋を開かれて以来春場所の宿舎となっております。
平成27年11月に北の湖親方が亡くなられ、現在は山響部屋に宿舎として提供しております。


水子地蔵尊
水子地蔵尊では、生を得ることなく亡くなられたお子様の追善法要を行います。
法要や水子地蔵尊での読経をご希望の場合は、あらかじめご連絡の上、日時をご予約お願いいたします。


延命地蔵尊
江戸時代に、災厄を払いのけ、健康長寿を祈願し建立されました。新しく誕生した子を守り、その寿命を延ばすと伝わっております。

子安地蔵尊
延命地蔵尊の左側には、子安地蔵尊がまつられています。 短命・若死にを免れ、すくすく育つようにと信仰されています。

護持会について
護持会とは、寺の境内整備や建物の営繕修理などを行う費用の一部分を檀信徒の皆様に分担して、ご協力をお願いするものです。
一般には、寺の整備・補修は檀信徒の寄附をもって運営されますが、成恩寺では檀信徒の皆様に工事のたびごとに寄附として大きな負担をお願いすることをせずに、『護持会費』を毎年お納め頂き、境内整備や建物の営繕修理の費用に充てることを、平成五年の役員会で議決いたしております。
護持会員の方には
- 『成恩寺便り』の発行(年1回)
- 大本山東福寺恵の拝観券の進呈(事前申込が必要です)
護持会は、成恩寺の檀信徒及び、墓檀家すべての皆様が会員となります。
今まで寺の各施設の老朽化に伴う改修・改築の工事を行っていりました。
- 本堂内外の全面改装
- 無縁墓の移転供養
- 墓地北側·東側及び西側塀改修
- 相撲力士墓の移転改修
- 門前・弁天堂前庭石垣等新設
- 駐車場整備
- 永代納骨堂久遠廟の建立
- 生野天神社の建立
- 弁天堂の全面改築
- 庫裡の建て替え
- 境内東及び南の塀補強改築
- 涅槃石像周辺等の整備
- 慈恩堂(動物永代供養堂)の建立
- 境内緑化及び樹木管理、境内保水に伴う芝生事業
- 山門の改修
- 水子地蔵尊の建立
今までの工事費用の借入金返済を含め、今後の予定といたしましては、墓地の通路の排水施設工事が残されております。
年間 一口 六千円
一口以上何口でも結構です。
ご理解の上お納め頂きますよう、お願い申し上げます。
アクセス
access

- 所在地
- 〒544-0023 大阪市生野区林寺3丁目10番16号
- TEL
- 06-6731-0712
- 駐車場
- 20台あり
- 徒歩
- 大阪環状線「寺田町」駅より16分
- バス
- (13系統)バス停「寺田町駅前」より13系統 北巽バスターミナル行、「林寺3丁目」または「桑津北口」下車徒歩5分(30系統)バス停「寺田町駅前」より30系統 北巽バスターミナル行、「桑津北口」下車徒歩5分
詳しくはお気軽にお問い合わせください。